サービスを提供するにあたって
近年、公認心理師による面接が、医療機関において一部保険診療として行われるようになってきました。これは、心のケアが医療の中で位置づけられつつあるという点で、とても意義のある変化だと感じています。
一方で、保険診療として行われる面接は、回数や対象、用いられる方法などに一定の枠組みがあり、治療の一環として提供されるものです。そのため、すべての悩みや困りごとを十分に扱えるわけではない、という現実もあります。
実際には、悩みや心のモヤモヤを抱えている方が、必ずしも精神疾患を診断される状態にあるとは限りません。また、人によっては、症状の改善だけでなく、生活や人間関係、これからの選択について中長期的に整理し、考えていくための対話の時間が必要な場合もあります。
薬物療法が重要な役割を果たすことは多い一方で、それだけで日常の具体的な困りごとがすべて解消されるわけではないことも、現場で多く見てきました。
こうした背景から、医療機関という枠組みの外で、より幅広いテーマについて安心して話せる場が必要だと感じ、LiSTAWELを立ち上げました。
ここでは治療を目的とするのではなく、考えや気持ちを整理し、自分自身のペースで前に進むための対話の時間を大切にしています。